別天津神(ことあまつかみ)
別天津神は、日本神話の冒頭に登場する天地創造の初期に現れた神々であり、世界の創造や秩序を司る存在です。これらの神々は、具体的な活動や物語はなく抽象的な存在として描かれています。

- 天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
- 最初に現れた神で、宇宙の中心に位置し、天地の秩序を司る存在
- 高御産巣日神(たかみむすびのかみ)
- 創造や生成を司る神で、神々の生成や繁栄に関わる重要な存在
- 神産巣日神(かみむすびのかみ)
- 生命力や繁栄を象徴する神で、高御産巣日神とともに重要な存在
- 宇摩志阿斯訶備比古遅神(うましあしかびひこぢのかみ)
- 「美しい葦の芽のような若々しい神」とされ、天地の初期段階に現れた神
- 天之常立神(あめのとこたちのかみ)
- 天地が分かれた際に現れた神で、天の永続性を象徴する存在
神世七代(かみよななよ)
1. 高天原(たかまがはら)の主な神様
- 天照大神(あまてらすおおみかみ)
太陽の神であり、日本神話の最高神。伊勢神宮に祀られている。 - 月読命(つくよみのみこと)
月の神。天照大神の弟とされるが、詳細なエピソードは少ない。 - 須佐之男命(すさのおのみこと)
海や嵐を司る神。ヤマタノオロチ退治や荒ぶる神としてのエピソードが有名。 - 高御産巣日神(たかみむすびのかみ)
創造神の一柱で、天地創造に関わった重要な神。 - 神産巣日神(かみむすびのかみ)
高御産巣日神と共に、天地創造に関わった神。
2. 国生みと創造の神々
- 伊邪那岐命(いざなぎのみこと)
日本列島を創造した神。黄泉の国から帰還後、禊(みそぎ)を行い、多くの神々を生む。 - 伊邪那美命(いざなみのみこと)
伊邪那岐命と共に国生みを行った女神。火の神を産んだ際に亡くなり、黄泉の国へ。
3. 国造りと繁栄の神々
- 大国主命(おおくにぬしのみこと)
縁結びの神として知られる。国造りを担い、出雲大社に祀られている。 - 少彦名命(すくなひこなのみこと)
医薬や酒造り、農業を司る神。大国主命の協力者。 - 事代主命(ことしろぬしのみこと)
大国主命の子で、商業や漁業の神として信仰される。
4. 戦いと武勇の神々
- 八幡神(やはたのかみ)
武運の神として武士から信仰される。宇佐神宮(大分県)で祀られている。 - 建御雷神(たけみかづちのかみ)
剣の神であり、雷を司る。国譲りの際に活躍した。 - 経津主神(ふつぬしのかみ)
武神として建御雷神と共に国譲りに関わった。
5. 農業・収穫の神々
- 稲荷神(いなりのかみ)
五穀豊穣や商業の神。伏見稲荷大社(京都府)に祀られている。 - 保食神(うけもちのかみ)
食物を司る神。月読命に殺されるが、その体から穀物が生まれた。 - 大山祇神(おおやまつみのかみ)
山の神であり、農業や自然の恵みを守る神。
6. 海・水を司る神々
- 綿津見神(わたつみのかみ)
海の神。海の安全や漁業の守護神。 - 弥都波能売神(みずはのめのかみ)
水の神。清らかな水を司る。
7. 学問・知恵の神々
- 天神(てんじん)/ 菅原道真(すがわらのみちざね)
学問の神として知られる。北野天満宮(京都府)に祀られている。 - 猿田彦命(さるたひこのみこと)
道案内の神であり、知恵を授ける存在。
8. 女性や家庭を守る神々
- 木花咲耶姫(このはなさくやひめ)
桜の花に象徴される美の女神。富士山本宮浅間大社(静岡県)に祀られている。 - 豊受大神(とようけのおおかみ)
食物や衣食住を司る女神。伊勢神宮外宮に祀られている。 - 市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
宗像三女神の一柱で、海や交通安全、女性の守護神。
9. 死と再生の神々
- 黄泉津大神(よもつおおかみ)
黄泉の国を司る神。伊邪那美命が変化した姿とされる。 - 大己貴命(おおなむちのみこと)
再生や癒しを象徴する神。大国主命の別名ともされる。
10. その他の有名な神々
- 天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
天地創造の最初に現れた神。 - 瓊々杵尊(ににぎのみこと)
天孫降臨を行った神。天照大神の孫。 - 猿女君(さるめのきみ)
天岩戸の前で舞を踊り、天照大神を誘い出した巫女の神。
11. 地域ごとの神々
- 諏訪大明神(すわだいみょうじん)
長野県の諏訪大社で祀られる神。狩猟や農業の守護神。 - 沖縄の神々(琉球神話)
- アマミキヨ: 琉球の創造神。
- シネリキヨ: アマミキヨの伴侶。
12. 神格化された歴史上の人物
- 東照大権現(とうしょうだいごんげん)/ 徳川家康
日光東照宮で祀られる神。 - 豊国大明神(ほうこくだいみょうじん)
京都の豊国神社で祀られる。
